大阪帝國大學理學部化學教室/神戸女學院化學教室
1939 年 60 巻 8 号 p. 705-706
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本邦各地に於ける水道水を夫々充分に精製したる後,其の密度を同様の方法によりて精製したる大阪水道水と石英浮秤を用ひて比較した.試料採集地は次の9ケ所である.東京,大阪,室蘭,新潟,徳山,門司,鹿兒島,基隆,高雄.其の結果によれば此等各地の水道水の密度の間には實驗誤差±0.5γの範圍に於て何等差異をも發見しなかつた.よつて此等各地の水道水は何れも同位元素組成が同一であるものと考へられる.
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東京化學會誌
工業化学雑誌
日本化学会誌(化学と工業化学)
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