日本化學會誌
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トリチル-イソカビベトール誘導體に就て(第一報)
α-Oxy-β-brom-triphenylmethyl-dihydro-isochavibetol及び其のAlkyläther
廣谷 種次
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1939 年 60 巻 9 号 p. 792-796

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抄録

先きにトリチル-イソカビベトール-ヂブロミドの一箇の臭素原子は特に活動性を有する事實發見され,此の臭素原子はα位のものなるべしと推定せられたり(船久保1)).著者はP. Hoering氏法に依り,オキシーモノブロミドを合成し活性水素を測定して,モノオキシ化合體なる事を確め,且水酸基の位置が推定の如くα位なる事を確認し得たるを以て報告す.

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