1940 年 61 巻 7 号 p. 703-704
著者等は既にNucleotidの構造を有するものゝ強力なるAscorbin酸オキシダーゼ作用を有することを報告せるが更に鮭肝臟蛋白質に就き同一の事實を確認せり.
(1) 鮭肝臟より調製せる蛋白質溶液の吸收スペクトルは明かに260mμにあり〓Nucleotidなることを示せり.
(2) 該蛋白質の化學的處理を異にせるものも依然としてNucleotidの吸收スペクトルを示すものは常にAscorbin酸オキシダーゼ作用の強力なる事を確認せり.
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