日本化學會誌
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第二水銀の存在に於ける鹽化物の定量
太秦 康光大崎 正芳
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1941 年 62 巻 6 号 p. 489-495

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抄録

第二水銀の存在に於て鹽化物を鹽化銀として定量するには,溶液中より豫め第二水銀を除去するを要す.亞鉛粉末を還元劑として第二水銀を除きたる後,硝酸銀を以て鹽化物を重量的並に容量的に定量する方法を研究し,その實驗條件を檢討す.尚鹽化銀沈澱反應によつてCl〓又はAg〓の檢出を行ふ場合,第二水銀の存在が何の程度にその檢出感度に影響するかに就ても若干の實驗を試みたり.

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© The Chemical Society of Japan
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