大阪帝國大學工學部應用化學教室
1941 年 62 巻 6 号 p. 544-546
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奈良縣下に産せる菠薐草種子よりエーテル抽出に依り約3%の油分を得たり.種子油は不鹸化物質の含有量約11.8%に達せり.種子油脂肪酸成分は主としてパルミチン酸,ステアリン酸,オレイン酸, αリノール酸よりなり,少量のミリスチン酸をも含有す.猶高分子量脂肪酸としてC20酸をも含有するものゝ如く,推定し得たり.不鹸化物に關しては他日報告せんとす.尚此外にも數種の不飽和酸現存するものゝ如し.
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