東京帝國大學理學部化學教室
1942 年 63 巻 8 号 p. 921-923
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從来の我々の研究により1, 2-二クロルエタンの如き物質の分子は固態に於てはトランス形に,液態に於てはトランス形と中間形になる事が明かにされた.今囘蒸氣のラマン・スペクトルを撮影する事によつて氣態に於ても亦此の二形態の分子が共存する事が實證された.但し同時に行はれたラマン線の強度測定の結果トランス形分子と中間形分子の數の割合は氣態と液態とで著しく異る事が認められた.
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