大阪帝國大學理學部化學教室/鹽見理化學研究所
1943 年 64 巻 6 号 p. 794-803
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エチレン,プロピレン等を密閉容器中で酸化ニッケル珪藻土,或は還元ニッケル珪藻土によつて重合せしめし場合の反應速度を,壓の減少によつて追跡し,得られた壓時間曲線を反應速度論的に解析した.其の結果として反應の初期に於ては,オレフィン分子が觸媒表面上の活性點に到着する過程が律速的であり,爾餘の部に於ては,オレフィンが觸媒の内部へ滲透擴散して行く過程が,律速的なりとして,一應意義づけることが出來た.
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