東京帝國大學理學部植物學教室植物生理化學研究室
1944 年 65 巻 9 号 p. 744-747
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支那産の生藥である枳實からナリンギンを發見した.ナリンギンを20%苛性カリ液で分解してフロロアセトフエノンーグルコシドを得た.ナリンギンの糖がラムノースとグルコースとから成る二糖體で,ナリンゲニンの7位に結合することは從來から知られてゐるから上の結果によりナリンギンがナリンゲニンの7-ラムノシドーグルコースであることが確定した.
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