アセトアルデヒド(AcH)を,n-ヘキサン,クロロホルム,石油エーテル中で,触媒として,アルミニウムエトキシド(la),アルミニウムイソプロポキシド(Ib),ブチルリチウム(II),を使用して,-70°~65℃で重合を行ない。白色粉末状の,ほとんどの有機溶媒に不溶の重合物が得られた。重合物の最高収率は,Ia触媒の場合約70%を得た。重合物の赤外吸収スペクトルおよびX線回折の結果,ポリエーテル構造の,結晶性重合物であることがわかった。重合の生長,停止反応の機構について考察した。
この記事は最新の被引用情報を取得できません。