1973 年 1973 巻 4 号 p. 778-785
ナミノキ,ンヨゴおよびクロガネモチの生葉から同-の強苦味成分pedunculoside[1]を単離した。[1]の酸性加水分解によて,グルコースと,主として2種の酸,酸-A[3]および酸-B[4]が得られる。[3]はvanquerolic acid[21]から誘導されるジオールのジアセタート[25]に誘導され,酸-Bメチルエステル[10]はmethyl tomentosonate[23]に導かれた。また[1]のアルカリ加水分解で得られる酸のメチルエステルは,methyl rotundate[31]と-致した。[1]の構造としてはrotundic acid[30]グルコースがエステル結合をしていることを確認した。
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