日本化学会誌(化学と工業化学)
Online ISSN : 2185-0925
Print ISSN : 0369-4577
スチレン-ジビニルベンゼン共重合ポーラスポリマーを用いる高速液体クロマトグラフィー
藤田 一紀有川 喜次郎鴈野 重威
著者情報
ジャーナル フリー

1975 年 1975 巻 3 号 p. 463-468

詳細
抄録

不チレンジビニルドンゼソ共重合のポラスポリーを高速液体クロマトグラフィーのカラム充デン剤に使用し,カラム効率,移動相の組成,カラム温度,試料負荷量など分離におよぼす諸因子について検討した。
試料に11-デオキシコーチコステロン(k=2。5)を使用し,粒子直径25±2μの本ポーラスポリマーに対して,移動相(メタノール)の線速度1cm/secでカラム効率は1:m:mが得られた。本ポーラスポリマーの比表面積は328m219で,内後2.1 ni in,長さ500血紅のカラムを使用した場合,アソ下ラセン(3.4)では負荷量3.5μ9までカラム効率が一定であったがジそれ以上では低下した。本ポーラズポリーはンタノーンレを移動相にしたとき,疎い分離を示す。しかし保持容量の大きい化合物にいは,ヘキサンの添加により速く溶出させ,かっカラム効率も改善することができた。近接ピクの分離にはメタオール移動相に水を添加すやことにより昨善することができたが,保持容量は大きくなる傾向を認あ準またカラム温度をk昇さ津ることにより保持容量を循減させ,勇ラム効率を啄回するともできた。

著者関連情報

この記事は最新の被引用情報を取得できません。

© The Chemical Society of Japan
前の記事 次の記事
feedback
Top