1975 年 1975 巻 4 号 p. 697-700
シクロペンタノール[1],シクロヘキサノール[2],シクロオクタノール[3],n-ヘキサノール[4],2-エチルヘキサノール[5],n-オクタノール[6]および4-メチル-2-ペンタノール[7]などの脂環式および脂肪族飽和アルコールに酢酸ナトリウムの存在下,無水酢酸とパラホルムアルデヒドを加え,加熱しながらかきまぜ,対応するアルキルアセトアセタート[1a]~[7a],アルキルジオキシメチレンアセトアセタート[1b]~[7b]およびアルキルトリオキシメチレンアセトアセタート[1c]~[7c]などの19種の新規付加体を主として精留をくり返し単離し,それらの構造を物理定数,IR,NMRおよびMSによって決定した。[1]~[7]に対する混合物としての収率は25~76%である。
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