1992 年 1992 巻 8 号 p. 845-849
ヘチマスポンジを無水酢酸硫酸でアセチル化し,アセチル化したヘチマのジクロロメタン溶液から懸濁蒸発法によって球状粒子を得,けん化することによってヘチマ球状粒子とした。さらに機械的強度を増すためエピクロロヒドリンにより橋かけを行った。橋かけしたヘチマ球状粒子は水系ゲル浸透クロマトグラフィー用充填剤として(1)大きな排除限界分子量(>2×106)を有する,(2)耐流速性に優れているなどの特徴をもつことが明らかになった。
この記事は最新の被引用情報を取得できません。