抄録
Bacillus cereus野生株を用い, 多環芳香族化合物のヒドロキシル化反応を行った.
菌体を培養後, 遠心分離で菌体を集め, 基質(720μM)を加えpH7, 30℃ で酸化を行った.
ナフタレン, メチルナフタレン, ジメチルナフタレン, ビフェニルのような基質は位置選択的に反応し, それぞれナフトール, ナフチルメタノール, (メチルナフチル) メタノール, ビフェニロールを5-26%の収率で得た. 生成物の毒性で収率が飽和した. アニオソ交換樹脂の添加で1-ナフトール収率が増加した. また, 1-ナフトールは膜による透析システムにより自動的に分離することができた.