抄録
目的:子宮頸がん検診における経腟超音波検査の併用に関して,受診者の意識や希望を調査,検討した.
方法:2012年4月20日~2014年7月31日(28ヵ月)に当院で子宮がん検診を受けた受診者のうち,アンケート調査に同意され,調査票の回収ができた3,720名を対象とし,経腟超音波検査の必要性に関する意識調査を行った.
成績:子宮がん以外の婦人科疾患および卵巣疾患の検診希望がそれぞれ60.7%(2,258/3,720),37.6%(1,397/3,720)にみられ,77.7%(2,890/3,720)が子宮頸がん検診の際の経腟超音波併用検査の実施が必要と回答した.
結論:子宮がん検診受診者の8割弱が経腟超音波併用検診の必要性を意識していることが判明し,その実施は検診受診者の希望に沿い,メリットに繋がる可能性が示唆された.