人間ドック (Ningen Dock)
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臨床経験(活動報告)
ロールプレイを取り入れた保健指導教育の取り組みと評価
長谷川 歩堀木 亜紀子平 真子鈴木 麻由美濱岡 才子南端 朝美宮﨑 祐子福井 秀之高梨 芳彰丸中 良典
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2021 年 36 巻 4 号 p. 590-595

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抄録

目的:人間ドック受診者の保健指導を充実させるため,保健指導未経験者(以下,未経験者)にロールプレイを取り入れた保健指導教育を行い,指導内容の標準化,指導者数の増員を図った.

方法:保健指導経験者(以下,経験者)6名,未経験者8名の計14名を対象とした.テーマは未経験者が課題と感じている内容とし,全7回実施した.初回は,未経験者が経験者のロールプレイを見学後,指導者,受診者,観察者役を交代しながらロールプレイを行った.2回目以降は,前回の研修会で挙がった課題をテーマとし,事例に取り上げた.ロールプレイ後は,毎回意見交換を行い,経験者より指導知識や成功事例を紹介した.また,研修会毎に内容の理解度,満足度についてアンケート調査を行った.全研修会終了後に,当会独自の保健指導スキルチェック表に基づいて達成度を確認し,数値化して評価した.

結果:研修会開催前は,未経験者から生活改善指導について不安の声が挙がっていたが,研修会後には「具体的な指導方法を知ることができてよかった」といった感想が得られた.アンケート結果は,理解度:平均8.9点,満足度:平均9.1点であった(10点満点).また,スキルチェックを実施した10名の結果の平均は,経験者:78.1点,未経験者:75.8点と,達成基準(80点満点中50点以上)を満たした.

結論:ロールプレイを取り入れた定期研修会の開催により,未経験者も標準化した保健指導を実施できるようになった.

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