健康医学
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酵素法による1,5AG測定の基礎的検討および臨床的有用性
小林 直樹平野 哲夫松崎 廣子清水 敏朗鈴木 豊明
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キーワード: オート法試薬
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1996 年 11 巻 1 号 p. 60-64

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抄録
ラナ1,5AGオート試薬は,自動分析装置で精度良く,約10分間でデータが得られ,多数検体を処理することができた。オート法においては,高ビリルビン検体による負誤差を除けば,カラム法と同様な結果が得られた。本法はOGTTの正常型と境界型・糖尿病型を明確に判定することができるので,検診における糖尿病のスクリーニングや血糖管理のための検査として有効であると思われた。
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© 公益社団法人 日本人間ドック学会
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