健康医学
Online ISSN : 2186-5019
Print ISSN : 0914-0328
ISSN-L : 0914-0328
虚血性心疾患発症の予知は可能か
森反 俊幸横山 郁夫大嶽 達佐々木 康人矢崎 義雄
著者情報
キーワード: 動脈硬化, ポジトロンCT
ジャーナル フリー

1998 年 13 巻 2 号 p. 188-192

詳細
抄録
現在の健康診断は直接動脈硬化の程度を定量的に診断することができない。また虚血性心疾患のハイリスク群と健常者ともに同一の検査項目で実施しているのが現状である。しかし家族性高コレステロール血症などのハイリスク群では早期に正確な動脈硬化の診断が要求され検査項目も異なるべきである。本研究は健常者に対してはコロトコフ音を分析することにより血圧測定と同程度の簡便さで無侵襲的に動脈硬化の程度を定量的にスクリーニングする方法を開発し,ハイリスク群に対しては核医学的手法により冠動脈血流予備能を定量的に求め自覚症状のない時点で動脈硬化の進行を診断できる方法を提案したものである。これらの検査法を組み合わせることにより虚血性心疾患発症の予知は十分可能である。
著者関連情報
© 公益社団法人 日本人間ドック学会
前の記事 次の記事
feedback
Top