西日本皮膚科
Online ISSN : 1880-4047
Print ISSN : 0386-9784
ISSN-L : 0386-9784
シンポジウム—薬疹—
薬疹の治療
中溝 慶生
著者情報
ジャーナル 認証あり

1969 年 31 巻 2 号 p. 128-134

詳細
抄録
原因薬剤を確認することが薬疹治療の原則である。重症型治療剤のfirst choiceはステロイドホルモンであるが,輸液そのほか全身治療に主眼をおくべきである。軽症型では原因薬剤を中止しただけでも消褪するので対症療法で経過をみるべきで,固定疹では反覆発生を避けることである。
著者関連情報
© 1969 日本皮膚科学会西部支部
前の記事 次の記事
feedback
Top