1977 年 39 巻 4 号 p. 546-551
Kveim反応はサルコイドージスにもつとも特異的な反応と考えられているが, Kveim test suspensionがよい場合はたしかにサルコイドージスに特異的であるが, Kveim test suspensionの活性因子がなんであるか不明である今日ではどのようなKveim test suspensionがよいのか多数例に実際に使用してみるより他に判定のしようがない。Kveim反応の本態も不明であるがgranulomatous hypersensitivityに属する反応ではないかと考えられる。Kveim反応は使用する抗原のlotによつて特異性や陽性率が非常にことなる。