愛媛大学医学部皮膚科教室
1979 年 41 巻 1 号 p. 41-45
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幼児期より四肢末梢部に角化性丘疹を反復発生した26才男子例を報告した。皮疹は全経過8週間前後で, 浅い瘢痕を残し自然消退した。組織学的には角栓が真皮内に穿孔し, 同部に膠原線維の角栓内侵入像がみられた。皮疹は外傷により誘発され, 針擦過, 刺入によりKöbner現象をみとめた。自験例を含めて文献的考察を行なつた。
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