東京女子医科大学第2病院皮膚科教室
1980 年 42 巻 1 号 p. 45-48
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角膜炎を随伴した酒〓性ざ瘡の35才男子例を報告した。顔面にとくに誘因なく紅色小丘疹, 小結節および膿疱の混在した紅斑と毛細血管の拡張が出現し, 皮疹の病理組織所見はいわゆるrosacea-like tuberculidの典型的所見であつた。本症例における発症機序を推測するとともに, 酒〓性ざ瘡の皮膚変化と眼病変との関係について若干の考察を行なつた。
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