西日本皮膚科
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研究
Bourneville-Pringle母斑症由来皮膚非上皮性培養細胞のコラーゲン合成能
進藤 泰子秋山 純一高瀬 吉雄
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1987 年 49 巻 4 号 p. 683-686

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抄録

典型的なBourneville-Pringle母斑症(Pringle病)である31才男子のいわゆる脂腺腫より非上皮性細胞を培養した。この非上皮性培養細胞は, 形態的には, 線維芽細胞様であつたが, マロリー染色で陽性に染まる集塊の形成が多数みられ, 走査電顕による観察では, その集塊の表面は, 線維状構造に乏しく, 中心部にぶどうの房状の形態がみられた。[3H]プロリンを用い, メディウムに放出されたコラーゲンの合成能を測定したが, 病変部培養細胞は, 対照の健常人皮膚線維芽細胞と比べて約2倍の放射能の取り込みを示した。

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© 1987 日本皮膚科学会西部支部
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