川崎医科大学皮膚科学教室
水島中央病院外科
1994 年 56 巻 3 号 p. 434-436
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トマト蕁麻疹の1例を報告する。症例は31歳の女性で約6ヵ月前より蕁麻疹が時々出現するようになった。食餌について検討したところトマトを摂取した直後に蕁麻疹が出現することに気付き, トマトの摂取を止めることにより蕁麻疹の出現はほとんどなくなった。一方トマト摂取により蕁麻疹の誘発も認められた。トマトのRAST scoreは2と陽性を示し, またトマトの皮内テストは陽性であった。
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