福岡大学医学部皮膚科学教室
2005 年 67 巻 4 号 p. 348-350
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20年後に遅発転移を生じた悪性黒色腫の1例を報告した。悪性黒色腫の再発および転移は初期治療後10年以内に生じることが多いとされており,10年以上経過した後に転移すること極めてまれである。しかしながら,時として10年以上の無病期を経て,再発・転移をきたすこともあり注意が必要である。今回,我々が経験した症例を報告するとともに遅発転移をきたした悪性黒色腫の報告例を検討し,遅発転移のメカニズムなどについて考察する。
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