山口大学大学院医学系研究科皮膚科学分野
2011 年 73 巻 5 号 p. 482-485
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75歳,女性。高血圧症に対する治療として,ニューロタン®(ロサルタンカリウム)からプレミネント®(ロサルタンカリウム/ヒドロクロロチアジド)に変更したところ,その1ヵ月後より露光部にそう痒を伴う紅斑が出現,ステロイド外用治療を行ったが紅斑は持続し,その後同部位に色素沈着,色素脱失を伴ってきた。UVAのMED低下を認め,プレミネント®内服中止によりMEDは回復した。プレミネント®中のヒドロクロロチアジドによる光線性白斑黒皮症と診断した。
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