整形外科と災害外科
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SURESHOT(smith&nephew社)を用いた髄内釘手術症例の検討
古畑 友基古市 格小河 賢司井上 拓馬久芳 昭一川口 耕平杉山 健太郎
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2015 年 64 巻 2 号 p. 295-297

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抄録
【目的】髄内釘を用いた骨接合術におけるSURESHOTの有用性を検討すること.【対象】当院にて2013年7月から2014年2月にsmith&nephew社のSURESHOTおよびTRIGENを用いた髄内釘手術を行った症例6例.男性2例,女性4例,平均年齢74.7歳(44歳~91歳).上腕骨骨幹部骨折3例,大腿骨骨幹部骨折2例,脛骨骨幹部骨折1例である.【結果】遠位スクリューの挿入ミスや挿入困難な症例はなく,手技的にはスムーズに行えた.【考察】本法では手術時間短縮やスクリュー挿入の正確性の向上,放射線被曝量の減少など,利点は多い.
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© 2015 西日本整形・災害外科学会
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