整形外科と災害外科
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鎖骨遠位端ロッキングプレートを用いた鎖骨遠位端骨折の治療
髙田 真一住吉 康之末永 英慈
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2019 年 68 巻 1 号 p. 103-105

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抄録

【目的】鎖骨遠位端ロッキングプレートを用いた鎖骨遠位端骨折の治療成績を報告する.【対象と方法】2012年2月~2017年9月に手術を行った転位のある鎖骨遠位端骨折6例,全例が男性,手術時年齢は27~69歳(平均48歳).骨折型はCraig分類type IIb 4例,V2例.受傷後6~14日にナカシマメディカル社製の鎖骨遠位端ロッキングプレートにて内固定術を行った.術後2~3週間,三角巾を使用,痛みに応じて可動域訓練を行った.最終観察時の屈曲可動域,痛みの有無,骨癒合,合併症を調査した.【結果】屈曲可動域は120°~180°と良好で,痛みが残存したものは無く,全例が骨癒合した.合併症は創部感染1例,肩鎖関節亜脱臼1例であった.【考察】転位のある鎖骨遠位端骨折に対して,鎖骨遠位端ロッキングプレートを用いて良好な成績が得られた.粗鬆骨や粉砕のある骨折型に対しては特に有用と思われた.

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© 2019 西日本整形・災害外科学会
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