医療法人社団道都病院内科 札幌医科大学内科学第1講座
医療法人社団道都病院内科
医療法人社団道都病院外科
ほそかわ内科医院
札幌医科大学内科学第1講座
2004 年 101 巻 11 号 p. 1221-1226
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症例は50歳, 男性. 発熱と左側腹部の腫瘤触知および圧痛を認めた. 各種画像所見にて, 左側腎下極付近の腸間膜に, 直径7cmの腫瘤が存在し, その周囲小腸の浮腫と, 上腸間膜静脈根部の閉塞を認めた. 悪性リンパ腫や肉腫などの悪性腫瘍が疑われたが, その鑑別診断に苦慮した. 生検目的の試験開腹術を施行した結果, この腫瘤は炎症性偽腫瘍であった. 術後の保存的治療にて偽腫瘍は徐々に退縮し, 生検から約1カ月後に完全に消失した.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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