北信総合病院消化器科
東京医科歯科大学消化器内科
2005 年 102 巻 2 号 p. 183-189
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症例は69歳,男性.発熱と右季肋部痛を主訴に受診し,画像検査にて門脈・上腸間膜静脈に血栓を認めた.症状発症前日に偶然撮影していたCTで門脈血栓を認めず,急性発症したものと考えられた.末梢静脈からのヘパリン投与に加え上腸間膜動脈に留置したカテーテルからウロキナーゼを投与したところ血栓は溶解されなかったもののそれ以上進行せず,側副血行路の発達とともに炎症反応,発熱,腹痛は軽快した.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌