国立病院九州医療センター臨床研究部肝臓病センター
2005 年 102 巻 2 号 p. 196-201
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は51歳,男性.肝細胞癌の局所治療中に第4腰椎,仙骨,腸骨に転移巣を認めコントロール不能の疼痛が出現した.仙骨転移巣に放射線治療を行うも症状改善が得られず,膀胱直腸障害も出現した.全身化学療法としてTS-1,CDDP併用療法を行い自覚症状は改善した.画像上も転移巣の縮小が認められ,重篤な副作用を認めず,TS-1,CDDP併用療法は肝細胞癌の骨転移巣に対する全身化学療法として有用である可能性が示唆された.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら