住友病院消化器科
住友病院外科
住友病院病理部
2005 年 102 巻 3 号 p. 316-321
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症例は58歳,女性.多量の腹水と血清CA125高値を指摘され入院.腹部CTでは大網および腸間膜の肥厚と同部に結節性,索状影を認めた.腹腔鏡下生検にて漿液性乳頭状腺癌と診断.他に原発巣を認めず,腹膜原発と考えられた.切除不能のためシスプラチンの全身投与を行い腹水の消失と腹部腫瘍の縮小を認めた.本症の臨床診断は困難であり,本症が疑われる場合には,積極的に腹腔鏡下生検などの組織診断を行うことが重要と考えられる.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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