福岡大学筑紫病院消化器科
2006 年 103 巻 8 号 p. 943-947
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症例は36歳,男性.全結腸型潰瘍性大腸炎(UC)初発例で重症度は急性劇症型であった.1型糖尿病を合併し,HbA1c 7.9%であった.そのため治療は,ステロイドの投与を行わずタクロリムス6mg/dayとアザチオプリン50mg/dayを併用開始した.入院15日目には緩解状態となり,糖尿病が悪化することもなかった.以上,ステロイドを使用せずタクロリムス経口投与のみで糖尿病合併重症UCを治療し得た.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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