杏林大学医学部第三内科
2007 年 104 巻 10 号 p. 1486-1491
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症例は64歳,女性.左下腹部痛と腹水にて入院.漿膜炎,腎障害,抗ds-DNA抗体陽性,抗核抗体陽性からSLEおよびループス腹膜炎と診断した.メチルプレドニゾロン500mgのセミパルス療法を施行したが,経口維持療法にて再び増悪したため,その後パルス療法とともに免疫吸着療法を併用し軽快した.高年齢でかつ,SLE病悩期間を経ずに腹膜炎により発症しており,非常にまれな経過であった.示唆に富む症例と考え報告する.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌