市立豊中病院消化器内科
2010 年 107 巻 4 号 p. 625-631
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症例は61歳の女性,直腸癌(SI N3 H1 P0 M0 Stage IV)による腸管狭窄に対して姑息的にステント留置術を行い,狭窄を解除した後Bevacizumab併用mFOLFOX6を開始した.化学療法開始23日目(ステント留置術後36日目)にステント留置部直腸穿孔を発症した.腸管ステント留置術後の症例に対しBevacizumabを併用した化学療法を行うことは,腸管穿孔の危険性を増大させる可能性を否定できず,注意すべきである.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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