横浜市立市民病院消化器外科
横浜市立市民病院病理診断部
2011 年 108 巻 4 号 p. 605-610
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症例は38歳,男性.嘔気,心窩部痛,咳嗽を主訴に癌性リンパ管症を呈した4型進行胃癌(UM-circ cT3,N3,H0,P0,M1 stage IV por2)と診断された.外来で隔週docetaxel(DOC)/S-1療法を施行され,PRと判定,症状が消失した.grade 2以上の有害事象は感覚性神経障害のみであった.胃癌の癌性リンパ管症は予後不良であるが,隔週DOC/S-1療法は副作用が少なく,有効な治療と考えられる.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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