愛知医科大学内科学講座消化器内科(消化管部門) 愛知医科大学病院中央臨床検査部
愛知医科大学内科学講座消化器内科(消化管部門)
2014 年 111 巻 9 号 p. 1774-1781
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症例は53歳,男性.食道のつかえ感,嚥下痛から食事摂取も困難となり入院.食道内圧検査にて正常の蠕動波と,非蠕動性で同期性の強収縮波を20%以上に認めた.また非蠕動の強収縮に一致した強い胸痛の訴えから,びまん性食道痙攣症と考えた.画像所見にて全周性の食道壁肥厚と血液検査で好酸球とIgEの上昇を認めたため,アレルギーの関与を考えステロイド治療を開始したところ,症状は著明に改善し食道壁肥厚も軽減した.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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