岡山大学病院消化器内科
2016 年 113 巻 12 号 p. 2050-2056
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症例は50歳代,女性.肝左葉を占める,肝内多発転移・門脈腫瘍塞栓をともなう混合型肝癌と診断された.肝細胞癌成分が有意と判断し,肝細胞癌に準じた化学療法を導入した.Sorafenib・CDDP肝動注療法では病勢と全身状態の悪化を認めたが,Low-dose FP(LFP)療法は奏効を認め,長期生存が得られている.今回LFP療法が,切除不能な混合型肝癌の治療の選択肢としても有効である可能性が示唆された.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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