京都大学肝胆膵・移植外科
2017 年 114 巻 1 号 p. 35-42
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非代償性肝硬変に対して内科的治療が奏効しない場合の最終治療手段が肝移植である.肝移植には生体肝移植と脳死肝移植があり,日本では約90%が生体肝移植である.欧米や近隣アジア諸国に比べ,脳死肝移植が極端に少なく,脳死下臓器提供数増加が急務である.肝癌合併非代償性肝硬変患者に対する肝移植の臨床的意義は大きく,各施設の適応基準内であれば良好な予後が期待できる.最近,肝移植周術期栄養療法やサルコペニアの意義が注目され,サルコペニアを考慮した移植適応や周術期栄養・リハビリ介入により予後の改善が期待できる.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
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日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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