八雲総合病院内科 札幌医科大学医学部腫瘍内科学講座
札幌医科大学医学部腫瘍内科学講座
八雲総合病院外科
2017 年 114 巻 6 号 p. 1001-1007
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症例は87歳の女性,麻痺性イレウスの診断で入院となった.イレウス管を挿入後,腹部症状の改善を認めたが,第3病日に再度腹部膨満が出現した.腹部CTにて,深部回腸および回腸末端に腸重積が疑われ,当院外科にて緊急手術となった.深部回腸および回腸末端に順行性腸重積を認め,それぞれ小腸部分切除術,用手整復術を施行された.イレウス管が誘因となり回腸の2カ所に腸重積をきたした症例は極めてまれであり報告する.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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