日本消化器病学会雑誌
Online ISSN : 1349-7693
Print ISSN : 0446-6586
症例報告
化学療法にて著明に縮小効果が得られたinvasive micropapillary carcinoma成分を含むと推定される膵癌の1例
川田 愛岡﨑 三千代高橋 拓大家 力矢岩﨑 丈紘小島 康司内多 訓久岩村 伸一山井 礼道賴田 顕辞
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2019 年 116 巻 5 号 p. 419-427

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抄録

60歳代男性.Trousseau症候群の疑いで当科紹介となった.CTで膵頭部に60mm大の腫瘤と多発する傍大動脈リンパ節の腫大を認めた.腹腔鏡下リンパ節生検と膵腫瘤のEUS-FNAにて腺癌と診断され,両者にinvasive micropapillary carcinoma(IMPC)を示唆する所見を認めた.化学療法が著効し,治療開始後24カ月間生存中である.膵原発IMPCは報告例が少なく,報告する.

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© 2019 (一財) 日本消化器病学会
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