大阪市立大学医学部第三内科
1979 年 76 巻 8 号 p. 1642-1651
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潰瘍性大腸炎においては,腸内細菌共通抗原に対する抗体価高値を示す例は多くなく,かえつて肝硬変症や激症肝炎において高値を示す例が多かつた.腸内細菌共通抗原及びリポ多糖は,遅延型アレルギーの成立を増強する活性を有する.同活性の発現に際しリポ多糖の構造及び動物の年齢が関連しており,通常のリポ多糖は比較的成熟したモルモットにおいて活性を示すが,幼若モルモットにおいては活性を示さない.しかし,Re型リポ多糖(リピドA+KDO)は幼若モルモットにおいてかなりの遅延型アレルギー増強活性を示す.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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