奈良県立医科大学第一外科
奈良県立医科大学附属がんセンター腫瘍病理
1980 年 77 巻 2 号 p. 173-178
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胃癌組織の生着率は60例中31例(51%)であつた.Stageは生着率に影響を与えなかつたが,Borrmann分類では4型,組織型ではporの生着率が悪かつた.生着腫瘍の発育速度を急速発育型,遅速発育型,非発育型に分けるとStage分類ではIII,IVに,Borrmann分類では3型に急速発育型が多かつた.発育速度と予後との関係をみると,急速発育型の予後は不良であつた.以上よりヌードマウス皮下腫瘍はヒト胃癌の性質をよく反映し,予後判定に有用であると考えた.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
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