リンパ節転移をともなう肝内胆管粘液癌の1切除例

後藤 邦仁; 永野 浩昭; 左近 賢人; 宮本 敦史; 清水 潤三; 谷口 博一; 堂野 恵三; 中森 正二; 梅下 浩司; 後藤 満一; 中村 仁信; 若狭 研一; 門田 守人

doi:10.11405/nisshoshi1964.96.1401

後藤邦仁, 永野浩昭, 左近賢人, 宮本敦史, 清水潤三, 谷口博一, 堂野恵三, 中森正二, 梅下浩司, 後藤満一, 中村仁信, 若狭研一, 門田守人

著者情報

後藤邦仁
大阪大学医学部第2外科
永野浩昭
大阪大学医学部第2外科
左近賢人
大阪大学医学部第2外科
宮本敦史
大阪大学医学部第2外科
清水潤三
大阪大学医学部第2外科
谷口博一
大阪大学医学部第2外科
堂野恵三
大阪大学医学部第2外科
中森正二
大阪大学医学部第2外科
梅下浩司
大阪大学医学部第2外科
後藤満一
大阪大学医学部第2外科
中村仁信
大阪大学医学部放射線科
若狭研一
大阪市立大学医学部病理部
門田守人
大阪大学医学部第2外科

キーワード: 肝内胆管癌, 粘液癌, リンパ節転移

ジャーナルフリー

1999 年 96 巻 12 号 p. 1401-1406

DOI https://doi.org/10.11405/nisshoshi1964.96.1401

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抄録

33歳女性．肝S3，径7cmの腫瘍の精査加療目的にて当科入院．腹部CTで，石灰化をともなう径7.5cm大の腫瘍を認め，MRIでT1強調像低信号，T2強調像で高信号を示した．腹腔動脈造影ではhypovascularで，CT-APでS2，3，4の陰影欠損を認めた．以上より肝内胆管癌を強く疑い，肝左葉切除術，腹腔内リンパ節郭清術を施行した．術後の組織学的検討により，腹腔内リンパ節転移をともなう肝内胆管粘液癌と診断された．

責任著者(Corresponding author)

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