稲田登戸病院消化器内科
1999 年 96 巻 3 号 p. 300-304
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は77歳男性,腰背部を中心に紅斑,丘疹が出現し,当院皮膚科にて腫瘍随伴性皮膚病変の一つとされる多形慢性痒疹と診断された.内臓悪性疾患の合併の検索目的で当科転科後,精査により,無黄疸の中部胆管癌が発見され,放射線治療が施行された.放射線治療後に皮膚病変は軽快し,現在まで黄疸は認めず,経過は良好である.多形慢性痒疹に悪性腫瘍を合併することは広く知られているが,実際の報告例は少なく,貴重な症例と考え報告する.
胃腸病研究会会報
日本消化機病学会雑誌
實驗消化器病學
消化器病学
日本消化機病學會雜誌. 甲
日本消化機病學會雜誌. 乙
日本消化機病學會雜誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら