抄録
手術により治療した無症候性subependymomaの症例を報告する。症例は42歳の男性で、脳ドックにて2.7×1.6×1.2cm3の脳室内腫瘍を偶然発見された。腫瘍はMRI T1 imageでisointenseでありT2,proton imagesでhyperintenseであった。腫瘍はinterhemispheric ipsilateral transcallosal approachにて全摘出した。subependymomaはCTやMRIのみでは他の悪性腫瘍との正確な鑑別は困難である。今後脳ドックの普及によりこのような無症候性の病変が発見される機会が増えることが予想される。診断確定と症状予防のために手術も考慮すべきである。