麹菌液内培養によるプロテアーゼ生産について (第2報) 中性乃至アルカリ性で作用するプロテアーゼの生産用培地組成の検討(その2)

元永 和生; 三浦 勇吉

doi:10.1271/nogeikagaku1924.32.8_607

麹菌液内培養によるプロテアーゼ生産について

(第2報) 中性乃至アルカリ性で作用するプロテアーゼの生産用培地組成の検討(その2)

元永和生, 三浦勇吉

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ジャーナルフリー

1958 年 32 巻 8 号 p. 607-609

DOI https://doi.org/10.1271/nogeikagaku1924.32.8_607

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抄録

先に第1報に決定した培地の一つの特長は燐酸カリを3%も含む点であった.この作用について若干検討を加えた結果その重要な作用としては,(1)高濃度の燐酸塩の添加によるそのpH緩衡作用,(2)適当な塩類濃度による滲透圧の調整,の二者があり,そのうち最も重要なものはpH緩衝作用と考えられる.又この二者以外の効果も考えられるがこの点は更に検討を要する問題である.

責任著者(Corresponding author)

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