春日部市立病院外科
小林内科医院
2008 年 67 巻 3 号 p. 178-181
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原発性小腸癌は消化管悪性腫瘍の中で稀な疾患である.小腸疾患の診断精度は小腸・カプセル内視鏡の進歩により改善されたがこれらの検査はまだ一般的ではなく,術前診断は困難である.今回我々は原発性小腸癌を術前に診断し得た症例を経験した.症例は 76 歳女性.貧血・腹痛を主訴に受診.小腸造影で原発性小腸癌と診断し手術を施行した.空腸に全周性の腫瘍を認め,小腸部分切除を施行,病理診断により原発性小腸癌と診断された.
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