武蔵野総合病院外科 日本大学医学部心臓血管・呼吸器・総合外科学分野
日本大学医学部心臓血管・呼吸器・総合外科学分野
武蔵野総合病院外科
2010 年 69 巻 5 号 p. 313-316
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は 93 歳,男性.主訴は呼吸苦.右自然気胸に対し保存的治療後に早期再発および遷延する気漏を認めたため手術を考慮した.術前に施行した胸腔造影において右肺尖部からの気漏を確認した.超高齢者でかつ低肺機能が予測されたため,硬膜外麻酔,局所麻酔下に手術を施行した.手術は 2 ポートで内視鏡用結紮糸を用いて,肺尖部の嚢胞の根部を 2 重結紮,さらに PGA シートを貼付した.術後経過良好で術後第 3 病日に退院とな った.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら