日本大学医学部外科学系小児・乳腺内分泌外科分野 医療法人社団 藤崎病院 外科
日本大学医学部6 年生自由選択コース
日本大学医学部外科学系小児・乳腺内分泌外科分野 日本大学医学部6 年生自由選択コース
日本大学医学部外科学系小児・乳腺内分泌外科分野
2015 年 74 巻 6 号 p. 295-298
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症例は50 歳,女性.マンモグラフィ検査で左M 領域に石灰化病変を認め,超音波検査では病変が描出されず,吸引式針生検は乳房の厚さが足りず施行できなかった.外科的生検術を施行したところ浸潤性乳管癌の診断であり,根治手術を施行.術中超音波検査で病変が描出されないため,切除範囲の同定に難渋した.超音波検査で描出不能かつ吸引式針生検も施行不能の場合,確定診断や根治手術時に難渋する.このような症例の場合,積極的に外科的生検を試みるべきものと考えられた.
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